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2015.02.14

米政府、健康への影響が懸念される栄養素からコレステロールを除外する見通し

スラッシュドットwashingtonpostより。

約40年もの間使われていたコレステロールの消費量の基準値を外す見通しらしい。食品に含まれるコレステロールの量が血中コレステロール濃度に大きな影響を及ぼさない事がわかったからだとのこと。学校の昼食や、健康食品を提供する企業、食事療法等、幅広く影響を与えるだろうとのこと。そりゃそうだな。そして、かわいそうなのがアメリカの卵業界。卵にはかなりのコレステロールがあるわけですが、アメリカでの一人あたりの卵の消費量はピークの半分ぐらいになっている。栄養価が高くて、ともすれば健康食品として逆に増えていたかもしれなかったかと思うと不憫でならない。

Imrs

健康の基準とか気をつけ方っていうのは、時代を追う毎に変化するのはよくある話だけど、久々の特大クラスの変更じゃなかろうか。この変更を科学の進歩と捉えるのもひとつの考え方だけど、washingtonpostを見た限りでは、コレステロールに敏感なうさぎでたまたま実験していたからと言う随分いい加減な実験結果に基づいたもので、進歩と捉えるのはどうかなぁ。

で、興味深いのが、アメリカでは食品のコレステロールの含有量表示を義務化していてそれを見直す必要がでてくる。一方日本は、まだコレステロールの表示については検討中の段階で「今後検討が必要なもの」とある(栄養表示の対象成分について[平成25年12月4日]のP8あたり)。まさに一周遅れの状況で、日本の消費者庁にはもうちょっと頑張ってほしいものである。


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