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2010.11.13

sengoku38氏一人が悪者になっていないか

機密情報の漏洩がwinnyからyoutubeに移ったところに何か時代を感じるが、そんなことはさておき政府の対応がsengoku38氏一人を悪者にしている気がしてならない。

管理の体制がどうであれ、sengoku38氏が守秘義務違反をしたことは確かだと思う。ただ、守秘義務の違反に限ればそれほど珍しいものではなく、守秘義務の違反自体がここまで大きく話題になるわけではない。政府が公開しない方針としていた、尖閣諸島沖の中国漁船との衝突ビデオ映像が流出したから大きな問題になっている。

しかし、本当に中国漁船との衝突ビデオ映像が大きな問題なのであれば、その映像は違法な映像と位置づけて、マスコミがテレビで流すことも違法にすべきで、政府はマスコミにそう伝えるべきではないのか?あれだけ再三流れているのだから、言ってないと思われる。きっと言えないのだろうけど、政府がマスコミに言えない理由はおそらく「国民の知る権利を侵害する」とか言われるおそれがあるからと思われる。知る権利を最初に守った人が叩かれて、煽った人が叩かれていない構図になっている。ちなみに、神戸連続児童殺傷事件では、新潮社が少年の顔写真を掲載した雑誌を販売したが、だからといって各マスコミがその後、顔写真を公開したわけではない。

政府がマスコミに対して映像を流さないよう要請をして、ネット上で衝突事件の動画がアップされては消えてを繰り返していたら、ここまで大きく話題には取り上げられなかったような気がする。

今の報道、政府の姿勢を見ると、①漏洩したsengoku38氏がそもそも悪い②ネットに流れたら誰でも見れるから報道しても良い③国民には知る権利がある、を前提に煽り立ててsengoku38氏に罪を着せてみんなで責任逃れをしているように思う。

そして、そもそもは、ぶつかってきたのは中国漁船側で、どこの国であっても明らかな犯罪行為出会ったにもかかわらず、日本側が釈放したことにある。

sengoku38氏と中国漁船船長、どちらの罪が重いと思っているのだろうか。

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